使い勝手が重要です。紙の優位性を吸収する形で、電子は進歩せねばならないのです。
iPhone の国語辞典です。現在のところ、広辞苑、大辞泉、大辞林がリリースされています。私は作者さんのホームページを見て大辞林を購入しました(→物書堂)。ちなみに普段は広辞苑(紙)と岩波国語辞典(紙)を愛用しています。大辞林はといえば、イージブリッジに付いてたのをかつては使用しておりましたが、最近はOS標準の「辞書」を専ら起動しています。「辞書」には大辞泉が載っていますね。
正直なところ「縦書き」と「ヒラギノ」には心動かされませんでした。横書きの文章を読むことについてはウェブで慣らされていますし、ヒラギノ明朝の美しさはすでに「存在して当然」です。グラリと来たのは「インデックス表示」と「ジャンプする機能」。前者は「ページをめくりたい」、後者は「大事なことはそんなんじゃない」です。