何らかの飲み会で梅田。何らかのというと常に梅田のような気もするが、集合、そして解散の町が即ち梅田なのであろう。近江八幡からだと新快さんできっかり一時間かかる。京都まできっかり30分、京都からきっかり30分である。ちなみに近江八幡から東にきっかり30分行くと長浜である。覚えておくと忘れないかも知れない。大阪から西へきっかり30分は、残念ながら三ノ宮でも神戸でもなかった。
飲酒など4年に一度程度のことであり、それはつまりオリンピックイヤーに該当する。こんなに集まるとは思わなかったのでこんなに集まるとは思わなかったと隣の人に言ったら、飲み会ってのは参加するもんでしょ? と不思議顔をされた。初期値が不参加になっている私にとってそれは新しい概念だった。初期値を参加に修正すれば、4年に1度が3年半に1度ぐらいになるのかも知れなかった。
年下だと思って無理矢理タメ口で話していた隣の人が実は年上だったことが判明して、急にですます調になる瞬間がたまらない。何オレ今のですます調という自己批判がたまらない。初期値がですます調で、タメ口になるにはラジオボタンをクリックしなければならない私にとって、年下の人とタメ口で話すというのは大人としての気遣い以外の何ものでもない。年を取るとだんだん年上の人が少なくなるので困る。初期値をタメ口にした方が楽に生きられる臨界点があるのかも知れない。
ロフトの横っちょにある文房具屋さんで四六判の収まるブックカバーを買ったよ(リンク先はイノブン)。からし色。新書もいけるかなと思ったがだいぶん余って無理だった。今知ったのだが、イノブンって京都にしかないのだな。確かに京都でしか見たことないな。
JR大阪駅の京都線ホームで電車を待っていると、自分がどこに帰ろうとしているのか分からなくなるな。