2001年5月/4月

5月26日(土)やってきた

 エーディーエスエルのモデムがエヌティティーから送られてきた。存外早かった。
 ウエブ上で申し込んだのが5月12日で翌日メールによる返事。モデム不足によりご利用は6月中旬以降っちうことだった。やっぱ噂どおり一月以上かかるねぇと気長に待つつもりでいたのでありますが、インターネットでいろいろ調べてみるに、ウエブで申し込むと後回しにされるとかドアホンと電話が一体になってると使えないとか不安になるようなことばかり判明したので、取りあえず問い合わせだ!と昼間相棒に116してもらったのが今週火曜のことでありました。エヌティティーいわく、モデムが手配できしだい連絡する、ドアホンはやってみないと分からないのでダメだったら工事に行く、とのこと。成程納得とふたたびのんびりモードに入った矢先、そのわずか二日後、つまり今週の木曜日にエヌティティーから連絡があり、6月1日からご利用オッケーよ、モデムとスプリッタ送るわねん、ちうことで存外早い開通となったのでありました。そして今日モデムスプリッタCDが送られてきた。うれしっくて窓から飛び出してご近所徒歩4分の超ハイテクエレキストアTANIYAMAMUSEN(ていうかタニヤマムセン)かけこみ、「ラ、ランケーブルください!」
 400円でありました。うちのかわいいアイマックちゃんはハイテクスーパーネットワーク対応なのでイーサネットポート標準装備なのです。それにひきかえ相棒のローテクフジツーノートはランカード挿さないとネットワークにも参加できないのね、かわいそう。ちうてもだいたい2000円ぐらいだった。接続ソフトーもインストール完了であとはつながるのを待つばかり。楽しみだぁ。
 とはいえドアホン問題が解決したわけではない。うぅ、やっぱつながらないってなことになると、大家に許可もらってエヌティティー工事を呼ばなならん。出張代はらわなならん。「初期費用3600円」ってので相棒口説き落としたのにあかんやん。
 そうなのよ。フレッツエーディーエスエルってわりと安価に導入できるのです。モデムレンタルの自分工事(っていうか線つなぐだけ)だと最初は3600円だし、月々の払いはフレッツが4600円(モデム代込)のプロバイダ(ぷららの場合)1000円で5600円だから、現在のテレホプラスニフティ(家族アカウント込み)の4300円と1300円しかかわらない。まだまだ値下げもあるみたいだし。
 不満を言わせてもらえばモデムが何かかっこわるい、ていうかちょっと邪魔。この妙な流線型はオレは速いぜ超スピードだぜってのをアピールしてるのだろうか。まぁそれはいいか。無事につながりますように!


5月19日(土)なぜVなのか

 私は今さらのように書くと森博嗣が好きで、新作が出ると検討なしに買ってしまう。人気作家なのでおすすめも何もないのであるが、『恋恋蓮歩の演習』はかなりおすすめ。ストーリ的には『有限と微小のパン』が好きというか何ちうさわやかな話をミステリで書くのであろうと思っておりましたが本作もかなりさわやかです。まぁミステリィ的には『笑わない数学者』が最も優れている、淵(縁?)までいって戻ってきたという感じであります。考えてみれば『笑わない数学者』はシリーズ連作もの故の秀作なのかもしれませんね。あれだけ読むと、何で?何でこれがすごいの?てなるような種類の小説でありましょう。それから最近『黒猫の三角』の元ネタを発見した!全くの偶然だったのであるが、はっ!これって!って気づいたときには鳥肌が立ちましたね。双方にとってネタバレになるので詳しくは書きません。あと人気作家なのに近所に好きな人いません。


5月4日(金)North Marine Drive

 ってのはちょっとウソで、ほんとは特急列車に乗って北上。どういう脈絡かは定かでなく、とにかく海にいってみようっちうことになって。同じ京都府とはいえ京都市内と丹後半島とでは全く気候が違うのでした。んーちょっと寒いかなぁなどと嘯きつつふるえつつ海岸で弁当を広げる。小さい子ども連れのパパがカメラマンになって一眼レフをかまえていた。そういうのを見ると子どもも悪くないかなぁなんて思ったりするのでした。乳母車のそばにママが微笑んで。
 小一時間ほど散歩して、土産物など冷やかして、14時の列車で帰路についた。しばらく海に住みたいなんてぼんやりと。


5月3日(木)憲法記念日

 何とおそろしいことにごくごくご近所となってしまったパパジョンズにてチーズケーキとカプチーノをいただき、相棒の誕生日を祝った。満悦してアパートへの帰り道、見覚えのある中年男女がこちらへと歩いてくるのがみえる。果たして父と母であった。「ドライブがてら様子見にきたんやー」などと地図を片手にのんきなものである。うちにて迎えお茶。九州で学生をしているとばかり思っていた弟が、東京の方(東京のどこそこ、ではなく、東京の方)でヒモのような生活をしていることが判明し唖然とする。勤めにでている女の帰りを待って動物園に行ったりしているのだそうだ。なにそれ?まぁもとよりバイオレンス系ではないので平和は平和なのだろうが、せめて家事ぐらいしろやと思った。ていうかなんで東京にいるの?私ならそんな男、踏むね。と相棒が吐き捨ててくれた。踏むというのは文字通り、人間の身体を足にて踏みつける、という意味だ。この圧倒的な忌憚のなさこそ彼女の魅力であるなぁと私は再度認識したのでありました。たぶん27歳。


4月29日(日)これから

 本日は引っ越しがございまして、リアルタイム気味の日記など書いておるのであります。この後マックちゃんもパッキングです。


4月22日(日)お似合い

 妻がまもなく誕生日であるので、誕生日プレゼントなどを買いに出かける。ドゥでズボンと45でブラウスを買いなさった。買いなさったといってもお金を払ったのは私だ。しかも45のブラウスは刺繍がなぁ。これをオレはオレではない人間のために購入するのかと血圧が上がりそうになった。でもそれが誕生日というものだ。第一これはおそらくであるが私が着ても似合わないであろう。それからビュルデサボンにて袖無しのシャツを買うという。先のブラウスに合わせるという。挑戦ですか、これは私に対する挑戦ですか。まぁだいたいからして、妻が着たいような服は妻には似合わず、私が着たいような服は私には似合わず、そういう時点で互いに挑戦というか万人の万人に対する闘争なのであろう。そしてそういうことや何かとは関係なく私はおねだりをしてトリッペンで靴を買うてもろたのですよ。ってほんとは前から買ってもらうことになってたんだけどね。電気スタンドも買った、買ってもらった。座卓用。


4月21日(土)巨大なおにぎり

 無性にゲームがしたくなった。でもうちにはニンロクとゲームボーイシルバー(米国製)しかないのでした。ふらりと、図書館向かいのゲーム屋へ立ち寄り、シレン2を見つけて、おお、そういえばこういうのも出ていたのだと新鮮な気持ちで購入した。やばいかなぁと思ったがやっぱりやばい。シレンをハリンと改名して、ハリン城の建設に励む。一日一ハリンと決めねばやばい。スーファミのハリンには廃人寸前まではまった。あまり記憶にないがアルバイターであったため仮病を使って丸一日やっていた。今度そういうことになると当然失職で妻は私の預金通帳を持って出ていってしまうであろう。私はたいそう困るであろう。大人になってそういう予測が立てられるようになったので、一日一ハリンは断然遵守しようと思う私であった(完)。それからこれは余談であるがニンロクの十字キーはナナメに入りにくい。その所為でオニギリデロデロの罠を踏んで力尽きるハリンであった。


4月15日(日)関門五つ

 某旧通産省の実施する試験を受験すべく某京産大へ自転車で。推薦入試以来だから何年ぶりだ。大学前バスターミナルで何らかのサークルの何らかのイベントスタッフらしき学生に声をかけられついてゆきそうになるが、よくよく考えると試験関係者がスタッフジャンパなど着ているはずもなく、ついていかないのが正解なのであった。第一関門突破。世界一長いのではないかと思われるエスカレータは前からあったのだろうか。足を踏み外したら重大事故につながりそうであるが、じっとしているのもおぼつかない感じなので早足にて上りきる。第二関門突破。→に沿って試験会場となっている校舎へ。教室がわからないも、背広に「試験」の腕章、疑いなく試験関係者である人物に尋ねて第三関門突破。お昼の飲み物手近には見つからず、昇って降りて昇って降りたところにあった学食にて自販機発見、ついでにそこで弁当を広げて第四関門突破。帰りは下り坂につき軽快にすべりおりる。二人のりではないが自転車泥棒など口ずさみつつ第五関門突破。ふー。やれやれ。ところで試験結果ですが、想像を絶するマークミスでもないかぎり合格のはず!あんだけ勉強したんだ、某旧通産省も少しくらいはおまけしてくれるでしょう。


4月6日(金)引っ越し貧乏

 長らく放置していたファイファン9でもクリアすっかぁ、と思ってプレステのボタンをぽちっと押してみるも起動せず、いよいよあかんみたいです。学生時代の友人Mが近所で中古ゲーム店を営んでいるのでいってみる。いわゆる中古ゲーム店ではなく、どっちかっていうと中古レコードや古本屋の雰囲気で、ファミコンソフトなどをプレミア価格であつかっていた。プレステが入ったら教えてねんと予約する。プレステ2を買ってプレステ1がいらなくなっても、普通の店ではなかなか買い取ってくれない。それを安値で引き取るのだそうだ。なるほど。
 転用試験の失敗などを受け、次の転居先が松ヶ崎に決まり、月末の引っ越しに向けて片付けなどを始めねばならないのだがいまいち盛り上がらず。職場では「また引っ越すんかいなぁ」といわれた。っていっても西賀茂には一年以上住んだよ。引っ越し貧乏ってのは間違いないのだが確かに。家賃も松ヶ崎価格だしね。貯蓄の概念が欠落しておりますな。


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