日々の暮らしも２００４
３月１４日（日）最近の傾向と対策
最近は空想的な夢を見る。大人になってからというもの、かなり現実的というかほぼ現実と同じような夢ばかり見ていたのだが、最近はまったく現実に即していない夢を見る。そろばんさした小学生だったり、そろばん３級だったり、そろばんの先生と大変なことになったり。何より登場人物が妄想的。知っている人は絶対に出てこない。たぶんモデルはいるのだろうけど、それは特定の誰かではなくむしろ何らかの動作だったり科白だったりして、いかに夢とはいえ特徴だけを抜き出したような抽象的な人間が出てくるわけではないので、つまりは映画的なのだと思う。ハリウッドスターなのだと思う。ハリンだしハリウッドなのだと思う。いやそれは嘘である。言いたくないが、すべて自分なのだろう。自分を愛しているのだろう。夢から覚めて、あぁ夢だったのかと、がっかりするのは何年ぶりだろう。というよりもむしろ、うつつまくらなのだろう。サバノワ不具合を一覧にしてみたのだが、つい最近までこういう仕事をしていたような気がする。つい最近といっても２ヶ月ぐらい前の話だ。当時私は２０代で若くて無知で無鉄砲だった。そんなことはなかった。無鉄砲というのはつまり丸腰ということだろうか。無鉄砲じゃなかったら無法者なのではないか。まぁそれはいいのだが、ふと思ったのだが、残念と無念は残念無念といったりするが、念が残るのと念が無いのとでは全然意味が違うのではないか。広辞苑を引きたいが取りにいくのが面倒だ。広辞苑といえば最近妻がなぜか『サルまん』を買っていた。ネットで買っていた。とても懐かしいが怖い。妻はそういう人間ではないので怖い。妻に何が起こったのか分からない。ニュータウンに住みたい。ビートルを買うとアイポッドがついてくるのだそうだ。惜しい。じつに惜しい。本来であれば、アイポッドを買うとビートルがついてくるのではないか。そちらが正解なのではないか。アイポッドを買うとビートルがついてくるしニュータウンがついてくるのではないか。ビッグワンガムなのではないか。
アンデケンでケーキを買って食べたのである。シブーストとティラミスを買って食べたのである。全ケーキの種類を征服しようとしているのではないか。アンデケンはドイツ語でAndenkenなので、ほんとはアンデンケンなのではないか。アーンデーンケーン！なのではないか。ドイツ語は全文字読めと第二外国語で習ったのではなかったか。ドイツ語はドイツで話されていると、その事実を見つめ直すときなのではないか。そもそもドイツなのにチーズケーキとはどういうことなのか。チーズケーキはどこが本場なのか。カツカレーと同じで実は日本なのではないか。ハヤシライスと同じで林さんが開発したのではないか。サルと私を除くすべてのサルはサルと私が隠れるためのマントヒヒではなかったか。
すっかり春めいてまいりました。うきうきと春コートを着て出かければ、風も砂を巻き上げ私たちの涙を流すのでしょう。雪が降ったことなど忘れるのでしょう。雪は溶けて川になるのでしょう。川は海へとそそぐのでしょう。海は広くて大きいのでしょう。月は上ったり下りたり、上ったり下りたりしているうちに、アポロも着陸するのでしょう。地球は丸かったのでしょう。
そもそもホワイトデーというのはなぜホワイトなのだろう。ホワイトっちうとどうしても巨人の助っ人外人なのだが。
３月８日（月）鼻歌
仕事終わったのがあまりにもうれしくて鼻歌歌いながら駅へ向かってあるいてると、後ろから人が近づいてくる。特に気にせずちょっとだけ道を空けて鼻歌を歌っていると、同じ職場の中村さんだった。えらい恥ずかしかった。中村さんは同い年で新婚さんなのだった。京都から通っているので、ひどく時間がかかる。ハリンさんは近くていいですねぇ、というような話だったがオレは鼻歌のことがえらい恥ずかしかったので、もはや近くていいのか結婚何年目なのかさえ分からなかった。ちなみに歌っていたのは「お利口さんは魚を食べてる〜」というような魚屋のテーマソングであり、オレの中ではちっとも流行っていないのだが洗脳ソングなのだった。寒いからか知らんが最近食卓には肉料理が上りがちであり、魚食いたいなぁというような無意識の発露なのであろう。現在の仕事は物理的に身体を移動させることが多くて、たぶん食べてる量はそんなに変わらないと思うのだが痩せた。東京行って４キロ肥えたが、滋賀に来て３キロ痩せた。ジーパンをはくのに困らなくなってよかった。ジーパンもぉ、太もももぉ、ゆったりなのよぉ。と歌っていたら中村さんが近寄ってきたのでえらい恥ずかしかったのだ。３月７日（日）大雪
朝雪が。積もっている起きたら雪が。この冬最初にして最後の雪であろう。出ない。寒い。お出かけ予定だったが延期になりました。夜雪も。積もっている。ていうかまた降っている。明日は仕事だと思うのだがどうなるのだろうか。車とか交通とかいろいろあるのだと思うのだがいろいろ動くのだろうか。しんしんと寒いよ。
朝雪が、積もっている起きたら雪が。っていうのはゴーライブ＋イージーブリッジの不具合だと思われる。ソースモードで文字入力すると文節が勝手に入れ替わってしまうのだ。そういう仕様？ていうかつい最近までそんなことなかったと思うのだが、ゴーライブもイージーもアップしてないので、つまりはＯＳの仕業であろう。ＯＳというのはあちらこちらに影響して、何にでも首突っ込まんと気が済まんで、一体御前は何様なのか。
全然知らんかったのだが、ニフティのメールにはフィルタリングの機能があって、最近あまりにもひどいスパムメール（外国語なのでおそらく外国からやってくる。まったく心当たりなし）をフィルタリングするとこれがまた効果覿面であった。メールアドレス捨てようかなとも思っていたところで、捨てなくてよかったよ。
３月２日（火）散髪とは何か
散髪である。散髪のことばかり書いているような気がする。気がするだけではなく書いている。とくに髪形とかヘアースタイルとか（同じですか同じですな）にこだわりがあって書いているのではなく、なぜなんだろう。なぜ僕はこんなにも散髪がお好きなんだろう。真剣勝負？ハサミ男との対決？ていうか、仕上げで何かつけますかときかれて何もつけなくていいので何もつけなくていいというと必ず変な顔をされるのはやはり何かをつけるのが一般的だからなのだろうな。ポマードを塗りたくってください。ボーイミーツガールと歌ってください。
２月２７日（金）プレゼント
誕生日プレゼントとして妻からジャック・タチのＤＶＤをもらった。四巻セットのやつ。内容もさることながら、パッケージがよろしい。五巻セットに見えるがひとつはおまけのレターセットとなっていて、こういうのでおフランスにいるご友人にレターを書いたらさぞかし素敵と思ったが、あいにくおフランスにご友人はいないのであった。今世紀最大の無念である。各巻を収める箱と箱の間に絵が描いてあり、それを見ようとするとボックス全体の背中がパキッと言ってしまいそうでどうしたらいいのか分からない。おろおろする。それから、出てるの知らなくていつの間にか品切れ再販未定になっているトラフィックを願わくば入れてほしかった。どこぞの映画館で一度見たきりで、もう一度と思っているうちに今日に至ってしまっているのだ。若気が至らないような年齢に至ってしまっているのだ。どうも定価の倍ぐらい出せば購入できそうなのであるが、それはいかにも悔しい。マイバースディ来るればツマバースディ遠からじで何がほしいですかと問えば、短波ラジオとおっしゃる。相変わらず色気のない話である。近所の緑殿下からパンフレットを入手、ほぼソニーの独壇場のようですがいろいろあるのですね。マニアも形成されているようです。正直短波というのが何なのかさっぱり分かっていません。
２月２２日（日）１００メガショック
やっとブロードバンドが復活してちびちびちびのナロウバンド生活に終止符を打った。折しも「御前んとこはＡＤエスエル使い放題の契約しとるくせに何で従量制のダイヤルアップで接続しとるんじゃアホちゃうか」とぷららから叱られた矢先だった。もう電話の前でつながるのを待たなくてもいいのだ。交換手にインターネットにつないでくださいとお願いしなくてもいいのだ。ハローダイヤルでインターネットを教えてもらわなくてもいいのだ。久方ぶりのエアマックはすこぶる快調。飛ばすぜネットワーク地球の裏まで人工衛星まで。さっそくに計測サイトで計測してみるとエアマック接続で３メガぐらい。まぁこれは旧式タイプのエアマックで仕方ない。そこでモデムに直接続して計ってみると、１２メガぐらい。２４メガぐらい。８メガぐらい。ていうか計測の度に激しく異なる結果が出るんですけどそういうものなのでしょうか。ベストエフォートとはいえ、常にベストを尽くしているわけではないということでしょうか。２メガというときもあって、これは関電がさぼってるのですか。発電所が止まっているのですか。
まぁ十分速いからいいや。３メガあればいいや。ていうかやはり無線に慣れると有線はいかにも面倒くさい。電源の問題さえ解消されれば完全に解放されるな。一回の充電で５時間ぐらい稼働するバッテリがほしい。
というようなわけでファミコンアドバンスでメトロイドヒュージョンをやっているのであるがアクションと謎解きの難易度が絶妙でやっぱりゲームは任天堂に限るなぁと思うのであった。いや、ちがった。フュージョンだった。つまりはバャリースとかキヤノンとかそういうことだろう。キンチョールとかいうのだろう。
２月７日（土）ファミコン
土曜日が休みではなくなったので、出勤したりしなかったり。したり、しなかったり。仕事帰り、ファミコンカラーのゲームボーイアドバンスを勢いに乗ったり乗らなかったりで買ってしまう。サティのおもちゃ屋さんでふつうに買えた。想像よりも白くて非常にいい色ノスタルジーというよりも新色みたいだ。それからボンバーマンを買った。懐かしすぎ。ボンバーマンをやってみて思ったのは、大人はゲームが上手いということだ。あっさりクリアしてしまった。子供の頃にはあんなに苦労したのに。コロコロの袋とじに書いてあった裏技パスワード使ってまでクリアしたのに。今度はロードランナーをやりたいなぁ。ハドソン的には。大人がやるとやはり簡単なのだろうか。ナムコ的には初代ファミスタをやってみたい。えがわのカーブ曲がりすぎ。任天堂的にはメトロイドをやりたい。ディスクシステムで初めて買ったのがメトロイドだったのだが、父が先にクリアしてしまって、サムスは女だということを大人げなくばらしてくれた。やっぱり大人の方がゲーム上手いのだ。というよりも大人は子供が寝た後に好きなだけファミコンできるので必然的に上手くなるのだ。父はメトロイドの他にはバンゲリングベイとか微妙なゲームにはまっていた。バンゲリングベイはおもしろくないゲームの代名詞のように扱われるが、あれはおもしろくないというよりも苦痛なのだ。ストーリーが苦痛。演習中のアメリカ軍空母（？）が、異世界に迷い込むという話。主人公は空母に搭載されたヘリコプタで、どうしたらいいかわからないので、とりあえず敵（？）の工場を破壊してみるという話。その工場は、序盤は爆弾６発で破壊できるのだが、だんだん強力になっていって最終的には２０発ぐらい落とさないと壊れなくなり、ヘリコプタには６発しか爆弾積めないので、空母と工場との間を何往復もしないといけなくなる。しかも時間が経つと工場は回復するし。油断すると空母撃沈されるし。空母が撃沈されると、帰るところがなくなる。異世界にひとり取り残されるのである。それでも、工場を破壊し続けなければならない。降伏するという選択肢はない。元の世界に戻れるという保証もない。というよりも昔のゲームなのでエンディングもなくつまりはエンドレスである。怖いなぁ。書いてて嫌になってきたよ。ふつうなら工場爆撃どころではなく、たぶん頭が発狂すると思う。主人公は状況把握できていないのだろうか。そういえばダメージが１００パーセントになったら、自機を工場に落として破壊するというようなこともできるのだった。そういう生涯の閉じ方は嫌だなぁ。ゼビウスもどこかの惑星をエンドレスに飛び続ける話だ。よくわからないのが、ソルという隠れキャラクタ、特定の地面を爆撃すると円柱状のものがニョニョニョと生えてくる。それをもう一度爆撃すると破壊できる。生やすと２万点、破壊すると２万点。生きるか死ぬか分からないような状況で、これはなんだ。そもそも２万点って何だ。パンダスタンプか。貯めると何かもらえるのか。そういえば、何点かに達すると自機が増えたよな。つまりはそういうことか。いや、自機、って、何だ？自分の乗ってる機体が破壊されたら自機が何機あろうが自分は死ぬんじゃないのか。ファミコン版のゼビウスには自機を無敵にする裏技があった。無敵ということは死なないということだ。死ねないということだ。要するに地獄っていうか生き地獄っていうか無間地獄だよね。「それでも蛸は死ななかった」
２月６日（金）チョコレートの店
チョコレートの店ハリエを試してみた。チョコレートのケーキ（名前忘れた）はそつがなく好感もてた。同居人が食したミルフィーユもカスタードがたいへんよくて何でシュークリームないんだろうねぇと話し合った。結論は出なかった。もうすぐヴァレンタインや誕生日があるのでたいへんな時期だ。市立図書館に行ってみた。通りを突き当たってお堀のあたり。新しい建物で存外に面積が広く、棚配置にゆとりがある。開架の揃えもよい感じだった。そしてなんとインターネットで予約ができるばかりでなくて、近所のマイカルで受け取れるというではないか。すすんでるなぁ。近江八幡すすんでるよ。その意味においてもインターネットが使えないのは厳しい。
ケーオプティコムがやってきた。御宅拝見である。工事的には問題なし。穴開け打ち込み必要なしだった。大家オッケーもすんなり出たので、あとは事務手続待ち。早く開通してほしい。開通すれば１００メガです。現在５０キロです。まったくウサギとカメだよ。オツベルと象だよ。ロミオとジュリエットだよ！５０キロ５０キロって、そんなに食えるか！