恒例夏の風物詩

IMA出川のDo志社大学にきている。京都の会場はここだけなのである。去年と同じである。そして来年も同じである。惜しすぎるのである。自己採点の結果、合格まで0.001点足りないのである。もうほぼ、圧倒的にほぼ合格なのである。が、0.0001点足りないがゆえに、完膚なきまで失格なのである。人間的失格なのである。

まぁそれはいいのですがよくはないのですがまぁいいとして、午前の部を早めに切り上げ途中撤退し(戦略的)、屋外に休憩場所を求めました。三つ並んだベンチのそれぞれに若い男が腰かけており、三人ともバナナを食べている。果物のバナナです。ふーんと思いながら他のベンチでランチ(愛妻)を平らげ、教室に戻ろうと先ほどのベンチの前を通ると、増えている。三人の男の横にそれぞれ若い女が座っており、三人ともバナナを食べている。いわゆる果物のバナナです。つまり六人の若い男女がバナナを食べている。これって、流行ってますよね。何がってバナナが。

もしかして、校門でタックかレックが配ってたり?チラシと一緒に?バナナを?

ふーんふーんと思いながら教室に戻る。ちょうど試験が終了したらしく、受験者たち(人間)がぞろぞろと出てくるのです。昼食を求めて。私はもう終えているというのに。掻潜りながら室内に侵入し、自分の席に座ると、少なく見積もって7人の老若男女がバナナを食べている。私の周りの席で。英語で言うとフルーツのバナナです。これは、完全に流行ってますよね。はっきりいってバナナがブームですよね。バナソニックブームですよね。ヤングだけじゃなくてアダルトまでも。房からもぎってモリモリ食べている中年男性がいる。そこまでされると美味そうには見えない。

尻目に私はおやつクッキー(愛妻)を頬張る。何かを思い出して少し泣いた。

けっこう遠方からきている人もいるようで、スーツケースをゴロゴロ転がしている。泊まりがけなのである。若い女だった。おもむろにスーツケースを開いて、洗濯でも始めるのかと思えばバナナである。熱帯産の。フィリピンとかの。バナナがスーツケースにみっしり収められているのである。これは。もはや、取引ですよね。末端価格数千万円の。流行というよりもシンジケートの。依存症の。中毒の。バナナ食わずにホームラン食おうですよね。ダメ。ゼッタイ。

来年はたぶん納豆とかイワシとかをアタッシェケースに詰めたマフィアが、IMA出川のDo志社大学で、末端価格数億円の裏取引を繰り広げるのであろう。食糧価格が高騰するのであろう。エンゲル係数であろう。暗闇社会のダークサイドをまざまざと見せつけられた2008年夏の出来事であった。ロックンロールであった。