3年ほど使用したMighty Mouse(ワイヤード)を分解してみました。スクロールボールがどうにも効かなくなってきたのです。
スクロールボールの清掃方法としてアップルが推奨しているのは、「水を含ませた布で拭く。動きが悪いような場合は、マウスを裏返して持ち、ボールを強く転がす」というものですが、この方法にも限界があります。清掃直後は動くようになっても、直にまたダメになるのです。ぬう。この空振りスクロール感はどうにもいらいらする。スクロールボール依存症の私としましては、精神に失調を来しそうな勢いです。そこで、故障覚悟の上での分解掃除を決心した次第です。作業においてはPC Watch の記事を参考にしました。
用意したもの。プラス及びマイナスの精密ドライバ、綿棒(掃除用)、爪楊枝(掃除用)、アロンアルファ(要接着部品あり)
分解については特筆すべきことはないほど、あっさり成功しました。ものの数分。逐一写真を取りましたが、上記事の写真とほぼ同じになってしまったので面白味がありません。

分解開始。

概ね終了。あとはボールだけ。
で、実際のところ、カタルシスが得られるほどの汚れはありませんでした。上蓋部分の埃を綿棒で拭った程度です。ただ、ボールの周りにある四つの小さいローラーのうち、おそらく下方スクロールをになっているであろうそれの軸に、リング状になった埃が巻き付いていました。

あまりにきれいに巻き付いていたので、最初こういう部品かと思ったほどです。小さすぎてアイホンのカメラではとらえられなかったので、残念ながら画像はありません。
きれいになったところで、組み立て開始。解体とは反対の手順で組み立てていきましたが、最終局面で問題発生!アロンアルファ、固まってるし!
実は開封済みのアロンアルファを用意したのですが、どうも容器の内部で固まってしまっているようです。スーパー液塗ったところで気がついたよ。説明書き見ると、「アロンアルファとスーパー液は別々に保管してください」。なるほど。スーパー液が徐々に気化(?)して、アロンアルファと反応(?)した模様。ぬぬぅ!アロンアルファ買ってくる!
というわけで、教訓。アロンアルファ注意!猛注意!
あとアロンアルファはアロンファルファと誤タイプしやすいので気をつけようと思った。今日は雨が降っていたのでアロンアルファはまだ買ってません。ちゃんと元に戻るのかしらドキドキ。
なお、分解、改造は自己責任でお願いします。もし何か悲しいことが起こっても、私にはどうすることもできません。というよりもむしろ私自身が悲しいことになるかも知れません。