bookmark_border忘却のディスクール

忘れる私は狂っている。そう言える私も狂っている。私は私のイメージを二分することなく、忘れる私を狂っていると言う。狂っていると言う私も狂っている。と言う私も狂っている。と言う私も狂っている。と言う私も狂っている。狂っていなければこんなことは書かない。20世紀最初の哲学なんか知らなくても、私は私が選択的に忘れていることを知っている。

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bookmark_borderすれちがいを信じたい

土曜日だというのに通勤の列車に乗りました。座れました。いつものようにドラクエの電源を入れ、手慣れた操作ですれちがいモードにして鞄に仕舞い、わざとらしく文庫本などをパラパラめくってみるわけですが、ふと横目に視線をやれば隣のおねいさんもDSを開いている。どうみてもドラクエ。しかもちょうどリッカの宿屋から「すれちがい通信中です」の画面に切り替わらんとする瞬間で鼻血出そうになった。このまま二人でどっか行っちゃうんじゃないかっていう勢いの運命を感じた。おねいさんはふつうに次の駅で降りてゆかれましたが。軽くキッと睨まれたような気がするのは気のせいだと信じたいのですが。

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